2022(令和4)年10月14日、日本は鉄道開業 150年を迎えます。これを記念して、「鉄道開業150周年記念貨幣」の発行や、特殊切手「鉄道 150 年」の発行が発表されましたが、港区立郷土歴史館にて特別展「鉄道開業150周年記念 人物でみる日本の鉄道開業」が開催されます。
今年は、日本の鉄道開業から150年の節目に当たる年です。明治5(1872)年9月12日(新暦10月14日)に、日本で最初の鉄道として、新橋~横浜間約29kmが正式開業しました。こののち、鉄道は急速に全国へと広がっていきます。
また、近年港区内の高輪ゲートウェイ駅付近で発掘された高輪築堤跡は、この日本初の鉄道路線の一部です。発掘された高輪築堤跡の一部は、同じく港区内の旧新橋停車場跡に追加する形で、国史跡に指定されています。
この日本初の鉄道開業には、大隈重信などの政治家や、エドモンド・モレルなどの技術者、福澤諭吉ら知識人など多くの人びとの尽力がありました。
本展では日本の鉄道開業を、歴史資料や出土遺物、浮世絵などの資料と、鉄道開業に関わった人びとをとおして紹介します。
「鉄道開業150周年記念 人物でみる日本の鉄道開業」は令和4(2022)年10月14日(金)~12月18日(日)の期間、港区立郷土歴史館で開催されます。
鉄道開業150周年記念 人物でみる日本の鉄道開業
- 開催期間:令和4(2022)年10月14日(金)~12月18日(日)
- 会場:港区立郷土歴史館 特別展示室(港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内)
- 開館時間:午前9時~午後5時(土曜日のみ午後8時まで) ※入館受付は閉館30分前まで
- 休館日:10月20日(木)・11月17日(木)・12月15日(木)