NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」皆さんも観ていますか?
昔から平安・鎌倉期ファンの方はもちろん、そうでない方も個性的なキャラクターや豪華キャスト陣が好評を呼んでおり、今から観始めても十分に楽しめるでしょう。
多彩な登場人物たちの中で、筆者の個人的な「推し」は梶原景時(演:中村獅童)。亡き源頼朝(演:大泉洋)の懐刀として陰に陽に、時には汚れ役も厭わずに活躍してきました。
頼朝にとっては便利な存在だったでしょうが、そんな愚直さが仇となって御家人たちの怨みを買ってしまいます。
そんな父を献身的に支える長男・梶原景季(演:柾木玲弥)。第15回「足固めの儀式」では、上総介広常(演:佐藤浩市)を斬ろうとする父に素早く太刀を渡す大役を務めていました。
しかし劇中では他にあまり出番がなく(見逃していただけならごめんなさい)、他にも魅力的なエピソードがあるのに、少しもったいない感じです(ドラマの都合上仕方ないですが)。
もったいないと言えば、景時の息子は景季だけでなく、他にもたくさんいるのを知らないのはもったいないと思います。
そこで今回は梶原景時の息子たちを一挙に紹介。知らなくても大河ドラマは楽しめますが、知るともっと楽しめるかも知れません。
鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』によると、景時の息子たちは以下の7名。
長男:梶原景季(かげすえ。源太)
次男:梶原景高(かげたか。平次)
三男:梶原景茂(かげもち。三郎)
四男:梶原景国(かげくに。六郎)
五男:梶原景宗(かげむね。七郎)
六男:梶原景則(かげのり。八郎)
七男:梶原景連(かげつら。九郎)
四と五が抜けているのは、そこに女児が生まれたのかも知れません。さっそく見ていきましょう。