国立競技場の壁画が予算不足で保存できない可能性??

増田 吉孝

2020年に開催されることとなった東京オリンピックの会場となる国立競技場が改築されますが、現在の国立競技場の場内に飾られている壁画の一部が予算不足の都合で保存されずに壊される可能性があることが日本スポーツ振興センターから伝えられました。

この壁画は長谷川路可氏によって制作された作品で、長谷川氏は日本におけるフレスコ・モザイク壁画のパイオニアとして知られています。

昨年7月には壁画の「保存検討委員会」が設置され、約5億円をかけて全面保存する方向で進んでいましたが、下りた予算が約2億3千万円であったたため、国立競技場の場内にある13点のうち、日本スポーツ振興センターが選んだ6点しか残せない可能性があるとのこと。

国立競技場の改築に関しては様々な意見が各方面から聞かれますが、壁画の保存に関してもまた今後の課題となります。

国立競技場の壁画、保存できず? JSC「予算不足」:朝日新聞デジタル

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