偽物説もあった「西郷隆盛の首」が本物であったことが明らかになりました。
西南戦争で敗北し自害した西郷隆盛。切腹したのちに官軍の将校によって西郷の首が発見され、胴体とともに西郷南洲墓地に埋葬されたとされていましたが、偽物説や未発見説などもありました。
しかし今回、当時金沢の陸軍歩兵第7連隊の中尉だった千田登文が陸軍に提出するために書いた「履歴書」が発見され、その内容からやはり「西郷の首」は真実であったころが明らかになったとの事。
その履歴書の注目部分がこちら。
「西郷ノ首ナキヲ以テ、登文ニ探索ヲ命ゼラル」「探索ヲナシタルニ、果シテ門脇ノ小溝ニ埋メアルヲ発見シ、登文、首ヲ●(もたら)シテ、浄光明寺ニ到リ山県(有朋)参軍、曾我(祐準)少将ニ呈ス」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140307/art14030708450000-n1.htm
この履歴書の内容によって、諸説あった西郷の首の発見場所も明らかにされとても貴重な資料となります。
履歴書は千田登文の遠縁に当たる会社員によって発見されました。