圧巻の55作品!歌川広重「東海道五十三次」の全作品が郵便切手になりました!

Japaaan編集部

日本郵便が、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献することを目的とした、特殊切手「国際文通週間にちなむ郵便切手」を発表。そのデザインが発表されました。

7円、70円、90円、110円、130円の5種類の額面で、各1シート10枚のセット販売となり、デザインはすべて、江戸時代の浮世絵・葛飾北斎(かつしかほくさい)の作品が採用されています。

90 円、110 円、130 円に採用した「冨嶽三十六景」は、葛飾北斎(1760~1849 年)の代表作というばかりでなく、日本の風景画を代表するものとして世界に知られています。北斎は、シリーズ 46 枚に富士山の表情をさまざまに描き分けました。今回はその中から、「常州牛堀」、「遠江山中」および「江戸日本橋」を取り上げています。

北斎は風景画のほかにも多くの作品を残しており、7 円と 70 円には「カナアリ芍薬」を
取り上げています。

また、「国際文通間(東海道五十三次)切手帳」なるものも発表されました。それがこちら。

歌川広重の代表作品「東海道五十三次」の全作を、なんと1枚のシートとして販売する試み。すべて70円郵便切手で、切手代金だけで3,850 円!切手帳としては5,500 円で発売されます。

「東海道五十三次」は、江戸時代に整備された日本橋(東京)から三条大橋(京都)を結ぶ東海道の起点、終点と 53 の宿場を題材として、歌川広重が描いた浮世絵版画。今回の切手帳では、「東海道五十三次」の全55作品(平木浮世絵美術館蔵)を 1 つのシートにしています。

切手コレクターでも無い限り、切手代にこれだけの金額を使うのはちょっぴり躊躇しますが、浮世絵への愛が試されるところ。

特殊切手「国際文通週間にちなむ郵便切手」、「国際文通間(東海道五十三次)切手帳」は共に10月9日(金)に全国の郵便局やネットショップで発売されます。

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