夏にぴったり、ご神体への供物が氷!?東大寺わきにひっそり佇む「氷室神社」

みずめ

ようやっと梅雨のじめじめ感から解放されるという喜びもありますが、あの猛暑にまた耐えるのか~という複雑な心境にもなる昨今。

夏にぴったり・・・というフレーズにコロナ渦中の今若干の後ろめたさもありますが、頭の中だけでも涼しさを味わってもらいたく、私の出会った珍しい神社をご紹介します。

それは東大寺脇にひっそりと佇む小さなお社「氷室神社」。


興福寺から東大寺へとついつい通り過ぎてしまうのですが、創建は和銅三年(710年)と大変古い神社で、御神体に氷を捧げその供物をいただくことで御利益を得るという、大変珍しい神社なのです。

しかも社務所に頼むとその氷をその場でかき氷にしてくれて、縁側で頂けるというありがたさ!(もちろんシロップ付き)

氷を持参できない場合は、社務所で氷を頒布していただくこともできます。

2ページ目 ご神体は氷を宮廷に献上した豪族

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