信州サーモン。あまり聞いた事がないかもしれませんが、長野県水産試験場が約10年かけて開発した新しいマス類の養殖品種です。
生産は長野県水産試験場のみが行い、稚魚を県内の養殖業者へ供給する方式をとっていますので、完全な正真正銘「MADE IN 信州」のサーモンです。
この信州サーモン、ニジマスとブラウントラウトを交配し、両者の良いところを受け継いでいて、海面養殖のサケマス類と比較しても、高タンパクで低脂肪、低カロリーでとてもヘルシー。
サーモン特有のクサミもなく、魚の匂いが苦手の人も大丈夫。身はキメ細かく美しい紅色をしています。
とにかく、トロける濃厚な味わいは、たまりません。お酒はもちろん、ワインにも合う合う。
卵を産まない(生殖活動をしない)ので、そのエネルギーがすべて身に凝縮されるのが、この旨みのヒミツです。
料理方法も、お刺身のほか、昆布〆、冷燻、カルパッチョなど万能で、県内では140店を超えるホテル、飲食店で信州サーモンを使った料理が提供されています。
県外でも取り扱っているお店がありますので、グルメを自負する方を含め、たくさんの人の味わっていただきたい食材です。
がんばれ!地域ブランド!!