令和元年10月22日(火・祝)、皇居にて天皇陛下の御即位を日本の国内外に宣明(せんめい。明らかに宣言)される「即位礼正殿の儀」が執り行われましたが、この時、新しい御代を祝福するかのように、小さな奇跡が起こりました。
台風20号の影響によって前夜から降り続いていた激しい雨が、儀式が始まる直前になると俄かに上がり、雲間から青空が顔を覗かせます。
すると青空に虹が現れ、皇居を包み込むようにかかりました。その時の写真がこちら。
あたかも和を貴(とうと)んで皇室と国民、そして日本国と国際社会の架け橋たらんとされる天皇陛下の御決意を表しているように見えますね。
即位礼正殿の儀に際し、天皇陛下は先帝陛下(上皇陛下)の歩みに思いを致され、改めて「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめ」を果たされることを誓う玉音(ぎょくおん。お言葉)を発せられました。