御祝儀袋、芳名帳など、筆ペンを使って文字を書かなければいけない場面というのがあります。そんな時、どうしても自信を持って文字を書けない・・・、という人も少なくないのではないでしょうか。
冠婚葬祭の芳名帳の記入では受付の人を目の前にしてペンを進めることが多いので、余計に緊張してしまうんですよね。
そこで、筆ペンのコツをお伝えしたいと思います。
筆ペンのコツ其の一:正しい持ち方で持つ
筆ペンを持つ時の正しい持ち方はお箸の持ち方と同じです。これで正しい!と思っていたとしても、何かしらクセがあるものですから、見直してみると良いでしょう。
筆ペンのコツ其の二:画数の少ない文字は小さめに、多い文字は大きめに
文字の美しさは一つ一つの文字の形はもちろんですが、全体のバランスとも関係があります。一般的には画数の少ない文字は小さめに、画数の多い文字は大きめに書くとバランスが取れやすいと言われています。意識してみると文字の印象が違ってきますよ。
筆ペンのコツ其の三:思い切りよく!
筆ペンに自信が無いと、どうしても書く時に迷いが出てしまいがちです。迷いは文字のバランスや線の力強さといったところにどうしても出てきてしまいますから、思い切りのよさを持つようにしましょう。
筆ペンのコツ其の四:とめ・はね・はらいをハッキリと
ボールペンなどで文字を書く際にはそこまで意識をしないかもしれませんが、筆ペンで書く場合にはとめ・はね・はらいを意識すると格好がつきやすくなります。
筆ペンで文字を書くとなると、どうしても上手に書かなければ!とプレッシャーに感じてしまうかもしれません。
しかし、そのように気負うことなく、まずは書いてみることです。
筆ペンで書く機会の多い文字は自分の住所と名前ではないでしょうか。ワープロソフトの筆ペンの書体でまずはお手本を作り、何度か練習しておくと自信を持って書けるようになります。
また、筆者は左利きなのですが、左利きの人の場合には右手で筆ペンを使えるようになると良いでしょう。とめ・はね・はらいといった筆運びはどうしても左手では上手くできないからです。
そして苦手意識を持たずにどんどん筆ペンを使ってみるというのも、自信を持って書けるようになるためのコツではないでしょうか。