最近、地元のカフェ巡りにハマっています。近年では、蔵を改装して作ったお洒落なカフェや、猫やフクロウなどと戯れることのできるカフェなど、単なる飲食を楽しむだけではなく空間やスタッフ、他のお客さんとのコミュニケーションを楽しむお店が増えてきましたね。
その一方で、店内にクラシックやジャズが流れていて、ブレンドコーヒーが500円くらいするような、昔ながらのお店が随分と減りました。
ところでこのカフェ、「喫茶店」とどう違うのでしょうか?
法律で区別されている喫茶店とカフェ
実は喫茶店とカフェは明確に法律で区別されているんです。カフェを開業する場合、お店側は「飲食店営業許可」を取得する必要があります。飲食店営業許可を取得することによって、店舗でのアルコール提供と加熱以外の調理による料理の提供ができるようになります。
その一方で、喫茶店を開業する場合に必要なのは「喫茶店営業許可」です。飲食店営業許可より取得に多少ハードルは下がりますが、アルコールの提供はできず、調理も単純な加熱を行ったもののみを提供することができます。
つまり、カフェと喫茶店の違いは、飲食店営業許可を得ているのがカフェ、喫茶店営業許可を得ているのが喫茶店、ということになります。
とはいえ、飲食店許可を取得しながらも、喫茶店という看板を掲げている店舗もたくさんるようですが・・・。