日本の秋の行事といえばお月見がありますよね。
しかし、実は知らないお月見についての豆知識って色々あるような気がします。
そこで、お月見をばっちり楽しむための十五夜についての基礎知識をまとめていきたいと思います。
①十五夜は9月15日ではない
十五夜は毎年9月15日だと思っている人、意外と多いのではないでしょうか?
でも実はこれは間違いなんです。
もちろん9月15日が十五夜という年もありますが、そうでない年もたくさんあります。
現に今年(2013年)の十五夜は9月19日です。
ではなぜ15日ではないのかというと、元々十五夜は旧暦の8月15日を差しているからなんです。
旧暦と現在の私たちのカレンダーの日付とでは誤差が生じてしまいます。
結果、十五夜は毎年違った日にちになるというわけなんです。
②十五夜は満月とは限らない
これも意外と知られていないことですが、十五夜=満月とは限りません。
日付同様、満月かどうかということもその年によって違ってくるのです。
ちなみに2013年9月19日の十五夜は満月です。
来年以降はしばらく十五夜≠満月の年が続くので、今年の十五夜はぜひとも夜空を見上げて欲しいものです。
③月にお供え物をするのは信仰の対象だから
お月見といえばススキやお団子を供えますが、これは何も私たちが食べるため・愛でるためだけに行うわけではありません。
月は古くから日本人の信仰の対象となってきました。そのため、美しい月にお供えものをしてきたのです。
ですから、せっかくお月見をするのであれば、簡単で良いのでぜひまずはお供え物をしてみましょう。
おいしくお団子をいただくのは、お月様にお先に召し上がっていただいてからが良いでしょう。
十五夜の楽しみ方 其の1:お月見基礎知識&2013年の十五夜はいつ?
十五夜の楽しみ方 其の2:月見団子の作法
十五夜の楽しみ方 其の3:お月見飾りで素敵に演出
十五夜の楽しみ方 其の4:月について知ってみよう
十五夜の楽しみ方 其の5:約半数の人は「お月見をする」と回答!?