世界最古の国はどこでしょうか?
この質問をされて正解が出てくる人って実はすごく少ないんじゃないでしょうか。
ギネスブックを見てみると、実は世界最古の国は日本ということになっているのです!
つまり、冒頭の質問の答えは私たちのすむ「日本」なのです。
でもこれ、ちょっと不思議な感じがしますよね。
例えば「中華4000年の歴史」とかっていうし、中国の方がうんと長い歴史がありそうな気がするなぁ、なんて思う人もいると思います。
でも、中国は歴史は長いのですが、王朝は変わっていますよね。
日本の場合、今も変わらず天皇家がずっとその頂点に頂かれています。
その昔は政治的な実権も天皇にありました。
武家社会になって政治の実権を武家が握る時代も長く続きましたが、それでも武家の頂点は征夷大将軍でありそれは天皇に任命されることで得られる地位です。
現在では天皇に政治的な権限はありませんが、それでも内閣総理大臣の任命は天皇が行うことになっています。
このことから、日本は最古の国というふうに言われているわけです。
天皇家といえば菊花紋をイメージする人も多いかもしれませんね。
しかし、天皇家が始まった頃にはまだ菊は日本には無かったそうです。
菊が日本にやってきたのは奈良時代の終わり頃と言われています。
そして菊花紋を天皇家の家紋として使い始めたのは後鳥羽上皇の頃と言われています。
どうも後鳥羽上皇は菊のお花が大好きだったようですね。