国民的アニメ・漫画「ドラえもん」を題材にした浮世絵木版画を発売してきた「COLLAB JAPAN」から、新たに新作のドラえもん浮世絵が登場しました。
今回は浮世絵師・葛飾北斎の名作がモチーフになっている「ドラえもん浮世絵 富嶽三十六景 甲州石班澤」です。
これはシブいぞ!
本作は葛飾北斎の冨嶽三十六景シリーズの「甲州石班澤」をモチーフにした作品で、しかも藍一色で摺られた藍摺りバージョンとなっています。網を引くドラえもんとそこに寄り添うのび太。のび太とドラえもんの信頼関係を巧みに表現した構図となっています。
ちなみに藍摺りの浮世絵としては、以前紹介した攻殻機動隊の藍摺りもかなりカッコよかったです。
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藍摺りになったことで、シックな部屋にもしっくり馴染むデザインになっているのではないでしょうか。作品に使用される和紙は最高級和紙「越前生漉奉書」が使用され、三十数回におよぶ摺り重ねによる豊かな色彩でドラえもんの世界が表現されています。
彫り・摺りを手がける職人さんは経済産業省が認定する伝統工芸師なので、江戸時代から脈々と受け継がれてきた伝統的な木版画の技を、十分に感じ取ることができるのではないでしょうか。
「ドラえもん浮世絵 富嶽三十六景 甲州石班澤」は10月29日(月)10時から予約受付がスタートします。初版限定300部で、価格は45,000円 (税抜・送料別)。