1本200円を寄付!西日本豪雨で被害を受けた日本酒「獺祭」が島耕作と手を組み特別価格で発売

Japaaan編集部

7月に甚大な被害をもたらした西日本豪雨。今回の災害では、日本酒・獺祭(だっさい)の蔵元として有名な山口県の旭酒造も、川の氾濫や停電の影響で大きな被害を受けました。

その旭酒造が、西日本豪雨の被害に前向きに取り組む活動として、山口県出身の漫画家・弘兼憲史さんの代表作「島耕作」と手を組み、被害を受けた獺祭を義援金つきの特別価格で発売する「獺祭 島耕作」を発表しました。

「獺祭 島耕作」は、西日本豪雨時に酒蔵内での発酵中に停電の被害を受けたお酒で、獺祭としての品質基準には届かず、通常の獺祭としては世に出せないものなのだそう。

この被害を受けたお酒を、できるだけポジティブな形で被害を受けた様々な地域の役に立てたいということで、販売価格である1200円のうち200円を西日本豪雨で被害を受けた地域への義援金として寄付する形となりました。

獺祭自体がもともとハイクオリティなお酒なので、獺祭としての品質基準には届かないお酒といっても、日本酒としての味わい的には十分満足できる美味しいお酒なのでしょうね。

漫画家の弘兼憲史さんも旭酒造の想いに共感し、島耕作を起用したスペシャルラベルでの販売となります。被害を受けた企業によるこのような積極的な取り組みは、きっと被害を受けた地域の力になることでしょう。

「獺祭 島耕作」は8月10日より全国の特約店、旭酒造直営店、WEB店にて販売開始。既に予約受付はスタートしています。

 

旭酒造株式会社

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了