五万枚限定!明治150年を記念して1千円の純銀製「明治150年記念貨幣」が発行されます

増田 吉孝

今年は明治150年の年。各所でさまざまな記念イベントや、明治時代に関連した企画展が開催されていて、政府も地方公共団体や民間企業と共にさまざまな取組をしています。取り組みのひとつとして財務省は25日、明治150年を記念して、明治150年記念貨幣を発行すると発表しました。発行される貨幣がこちら。

表面は、明治150年の関連施策の際に利用するロゴマークが描かれています。このロゴマークは、三代目 歌川広重が制作した錦絵「東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図」を基に作成されたデザイン。今では三代目 広重の作品は初代に比べてあまり取り上げられることはありませんが、明治時代の文明開化の活気が感じられますね。

裏面は、明治初期の20円金貨幣の表面紋様があしらわれています。さすがに金貨ではありませんが、明治時代の貨幣デザインめちゃくちゃかっこいいですね。

貨幣の彩色には白色、灰色、黒色、青緑色、水色、青紫色、紫色、赤色、茶色、黄色及び緑色が使用されており、サイズは直径40mm。重さは31.1gの純銀製となります。額面は千円。

発行数は5万枚で2018年8月3日から3週間ほど申込受付期間となり、発送は2018年10月上旬頃を予定しています。申込方法は造幣局のホームページで2018年8月2日17時に公表されます。販売価格は9000円。

明治150年記念にふさわしい明治時代の活気を感じさせてくれるデザインの記念貨幣。気に入っちゃった人は8月2日の申込み方法の公表をお見逃しなく。

 

財務省

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了