先日Japaaanで紹介した展覧会「大正ロマン昭和モダン展 ―竹久夢二・高畠華宵とその時代―」は、大正・昭和のモダンなテイストが好きな人にとっては外せない展覧会になりそうですが、この頃の雰囲気が好きな人はさらに忙しくなりそうですよ。
今回紹介するのは、4月21日(土)からはじまる展覧会「モボ・モガが見たトーキョー 〜モノでたどる日本の生活・文化〜」です。最初に言っときます、この展覧会の観覧料は100円(一般・大学生)です♪
このタイトル、ポスターを見た瞬間に身を乗り出しちゃう人には是非オススメしたい!大正時代から昭和初期の人々の生活・文化について、資料を通して紹介する展覧会です。
モボ、モガって何?という人も多いかと思いますが、モボ・モガとはモダン・ボーイ、モダン・ガールの略語で、大正時代の終わり頃から昭和時代初期に多くの海外文化が日本にやってきた際に、その海外の影響を受け新しいオシャレ文化を作った男女の事を言います。
当時は産業化が急速に進み、それまで都市の一部階層で見られていた洋風の生活スタイルが一般化していきました。この頃、会社勤めをするサラリーマンや職業婦人といった新しい働き方が生まれていきました。
発売される商品広告などはモダンデザインにこだわったものも多く制作され、そのデザインは現在でもアート作品として評価されるほどで、素敵な作品もたくさん。
一方で、昭和初期は世界的な金融恐慌、満州事変、太平洋戦争開戦へと進む時代でもありました。そんな激動の時代を当時の写真や広告、ポスターをはじめとした様々な資料を通して知ることができる展覧会。
嬉しいことに観覧料金は100円(一般・大学生)なのです!開催される「たばこと塩の博物館」の入館料で楽しめますので、大正・昭和の空気感に興味のある人は行くっきゃない状況♪
「モボ・モガが見たトーキョー 〜モノでたどる日本の生活・文化〜」は4月21日(土)〜7月8日(日)の期間、たばこと塩の博物館で開催されます。
モボ・モガが見たトーキョー 〜モノでたどる日本の生活・文化〜
- 会場:たばこと塩の博物館 2階特別展示室
- 日程:2018年4月21日(土)〜7月8日(日)
- 開館時間:午前10時~午後6時(入館締切は午後5時30分)
- 休館日:毎週月曜日(ただし、4月30日は開館)、5月1日(火)
- 入館料:一般・大学生 100円(50円)、小・中・高校生 50円(20円)、満65才以上の方 50円(20円)※ 年齢が分かるものをお持ちください。
※( )内は20名以上の団体料金。
※障がい者の方は 障がい者手帳などのご提示で付き添いの方1名まで無料。