近年、密やかな盛り上がりを見せているカセットテープ。アナログ音メディアの代表であるカセットテープがデジタルで、しかもハイレゾ音質で蘇るCDラジオカセットレコーダーが、東芝エルイートレーディングのオーディオブランドAurexから登場です。
レコードやカセットテープが再び脚光を浴びはじめ、再生機器も復活の様子を見せていますが、今回ご紹介するAurexシリーズのCDラジカセはハイレゾ音源再生に対応。ハイレゾに対応したラジカセは世界初なんだとか。
2018年3月に登場する新モデル「TY-AK1」は、「様々な音源をハイレゾ音質に。」をコンセプトに誕生したCDラジカセ。カセットテープもCDもハイレゾ相当の高音質で再生が可能となりました。
「TY-AK1」では、カセットテープやCD、ラジオなどの様々な音源を、ハイレゾ相当の高音質まで拡張してくれる「アップコンバート」機能が搭載され、昔聞いていた懐かしの音楽も最新の音質で自然な感じに蘇ります。さらにテープ再生切替により、ノーマルテープに加えて、ハイポジションテープ(TYPE2)再生にも対応。大事に保管していたハイポジテープの性能が再び活かされる時がやってきました。
コンパクトサイズながらも、高性能なウーファーによるバスレフ型スピーカーシステムを搭載し、ハイレゾ再生にしっかりと対応。いつでもどこでも、鮮明ないい音が楽しめます。
TY-AK1では、アップコンバートで高音質化した音源を、SDカードやUSBメモリーなどのメディアに録音することも可能。ラジオのタイマー予約録音、カラオケも楽しめる機能も備えて、オーディオマニアならずとも楽しめそうです。
昔録音した懐かしの音楽を、もう一度いい音で。最新の機能を搭載しつつも、ちょっと懐かしい雰囲気が感じられるのはカセットテープのせいかも。レトロに寄り過ぎていないデザインは、インテリア的にも馴染みがよさそうです。価格はオープン価格、店頭想定価格は2万7000円前後。