ビジュアル良すぎる(笑)日本の古墳を世界と比較し特質をあぶり出す「世界の眼でみる古墳文化」開催中

増田 吉孝

国立歴史民俗博物館で、2019年の先史・古代展示室のリニューアルに先立って、古墳文化にスポットを当てた企画展示が行われています!

3月6日(火)から始まったのは、約100点のさまざまな展示を通して古墳文化を紹介する「世界の眼でみる古墳文化」です。

ビジュアルのセンスよし!!!

本展では、日本の歴史と文化の最大のシンボル「古墳」を、世界の先史モニュメントと比較することで特質をあぶりだし、古墳に葬られた王の姿を、出土品などから復元する試みがおこなわれます。

第1章「王権とモニュメント」では、先史モニュメントは、神のすまい(神殿)、王の墓(墳墓)、行為の場(広場やサークルなど)さまざまな形をとり、それがその社会の特質を反映していることを、パネルで解説。第2章「王と墓:権威と象徴性」では、中南米や北米、ヨーロッパなど5地域の先史モニュメントを、パネル・映像、出土品などから特質を紹介します。

第3章「古墳時代の王の姿」では、古墳から出土された武具や鏡、祭祀遺物などを展示することで、英雄、呪術者、司祭者、手工業の元締めなど、人々に畏怖され尊敬された王の実像を再現します。

企画展示「世界の眼でみる古墳文化」は3月6日(火)~5月6日(日)の期間、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館で開催中です。

企画展示「世界の眼でみる古墳文化」

 

国立歴史民俗博物館

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