興味深すぎるぞ!浮世絵を通して江戸時代の異性装文化を紹介する展覧会「江戸の女装と男装」

増田 吉孝

2018年1月6日追記 : 本展の詳細情報が公開されました。

浮世絵ファンにはおなじみの美術館「太田記念美術館」。東京・原宿にある浮世絵専門の美術館として、興味深い展示を次々と開催していますが、太田記念美術館の公式Twitterが来年3月開催の展覧会の内容を発表しました。

その展覧会のタイトルは「江戸の女装と男装」。江戸時代における異性装の文化を浮世絵を通して紹介する展覧会なのです。

ツイートによると、江戸時代の吉原芸者が男装する俄(にわか)や、歌舞伎の女形など、男女の境界を自由に行き来する江戸文化の諸相に迫る内容になるそうです。


展示される作品はまだ明らかになっていませんが、江戸の女装、男装という、極めてピンポイントなテーマで展覧会が開催できるという太田記念美術館のコレクションに改めて驚かされます。

先日、「江戸時代、遊郭の客人へのお仕置きのひとつに女装があった」という記事を紹介しましたが、江戸時代の人々は女装、男装をどのような感覚で捉えていたのか?現代人との感覚にどのような違いがあったのか?浮世絵を通して深く探れそうなとても興味深い展覧会になりそう。

展覧会「江戸の女装と男装」は2018年3月2日(金)〜3月25日(日)まで、太田記念美術館で開催されます。

2018年1月6日追記 : 本展の詳細情報が公開されました。

 

太田記念美術館

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了