武将たちが戦いで纏った勝色モチーフ!そして刺し子!サッカー日本代表 新ユニフォーム発表

増田 吉孝

2018 FIFAワールドカップ ロシアTM大会に向けて、アディダスが新たな「サッカー日本代表ホームユニフォーム」を発表しました。コンセプトは「勝色」。随所に日本文化を感じさせるデザインになっています。

6日に発表されたばかりの新ユニフォームがこちら

コンセプトは、ジャパンブルーの原点に立ち戻る勝利への魂で染め上げた「勝色(かちいろ)」ということで、濃紺なカラーが目を引きます。紺色は藍染めの色でもあり、広重ブルーや北斎ブルーという言葉が生まれるように日本のアートにおいても切っても切れないとても重要な色。

勝色と呼ばれる深く濃い藍色は、武将たちが戦いに挑む際身にまとった、鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地において、最も濃い色とされていました。なんでも、深く濃い藍を出すためには布を叩きながら染めるため、「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝わっているそう。

さらに深い紺色の上に規則的に配されたパターンデザインは、刺し子をイメージしたデザインとなっています。ネック部分は着物の前あわせ部分からインスピレーションを受けた形状になっており、日の丸の赤が差し色で配されています。

これまでのサッカー日本代表のユニフォームには、度々、日本の伝統文化を連想させるデザインが採用されることがありましたが、今回の新ユニフォームは日本文化との結びつきがより濃いものになっていますね。

サッカー日本代表ホーム ユニフォームは6日からアディダスオンラインショップにて先行発売開始。一般発売は11月13日(月)0:00より全国のアディダスフットボール取扱店舗にて開始されます。

 

サッカー日本代表ユニフォーム

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