寒くなってきたら冬支度…江戸時代、暖を取るなら火鉢やこたつが必須アイテム

阿部裕子

冷え込む季節になったら寒さ対策

エアコンや灯油ストーブ、電気カーペットなど、さまざまな暖房器具がある現代。冬でも暖かく過ごすことが当時は暖をとるものが火鉢こたつくらいしかありませんでした。囲炉裏があれば建物全体が暖まるので嬉しい限りですが、火災が多く木造の家が密集している江戸では、一般の家では囲炉裏は難しかったのです。船宿などには囲炉裏があったようですね。

寒さ対策でまずやることは厚着でした。ありったけの着物を着れるだけ着込んだら、火鉢に手をかざしたり、炬燵にすべりこんで暖まります。

2ページ目 江戸時代の暖房器具いろいろ

次のページ

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了