近頃、盛り上がりを見せている日本酒界隈。これまでの日本酒イベントとは違った切り口が面白いプロジェクト「日本酒マニアック博」をご紹介します。
「より若い世代に日本酒の魅力を知ってもらう」「日本酒のポテンシャルを引き出す」ことを目的とした「日本酒マニアック博」は2015年末に大阪梅田で誕生しました。好評を博した前回に続き、梅田ロフトにて現在「I LOVE SAKE日本酒マニアック博Ⅱ」を開催中。さらに東京・池袋のパルコミュージアムでの開催が決定しました。
「日本酒マニアック博 in 東京」では、日本酒を題材にしたさまざまな二次創作作品が展示されます。日本酒の博覧会といっても、呑んで楽しむだけじゃなく、日本酒を「知る」「観る」「クリエイティブする」「遊ぶ」「買う」と多角的に楽しめる内容となっています。これは、呑めない未成年でも下戸でも楽しめちゃう。
「クリエイターズ・デザイン・ワンカップ」は、大阪会場からの参加クリエイター17名に、東京会場からは13名が加わり、総勢30名によるここでしか見られないワンカップ作品が勢揃い。これがとっても可愛いんです。
参加クリエイターは赤塚不二夫、安野モヨコ、楳図かずお、蛭子能収らの漫画家、イラストレーター、DJ、デザイナーとさまざまなジャンルからの多彩な顔ぶれ。展示しているクリエイター作品と展覧会オリジナルロゴのワンカップ、全31種(888円・税込)は会場で数量限定販売されます。
『知る日本酒』では、サブカルチャー視点で日本酒を掘り下げて、日本酒トリビアなどを発表する「Sake Pedia」が、どうでもいいけど、グッとくる日本酒情報を愉快に展示。
『観る日本酒』は、マニアックなキュレーションによる「踊る大マニアック銘柄展」、日本酒をカワイイの視点で紹介する「集合!全国ご当地カップ酒」と、なにやら気になるタイトルのコンテンツ。
『クリエイティブする日本酒』では、前出の「クリエイターズ・デザイン・ワンカップ」の他、日本酒のキャラクター化プロジェクト「日本酒ものがたり」の日本酒キャライラスト展、日本全国のイケメン蔵元がモデルの「SAKE漢グラビア写真展」、藤代冥砂撮りおろし「きらめく一升瓶女子写真展」などが展示されます。
その他、菊正宗酒造「百黙」純米大吟醸 試飲イベント、日本酒を飲みながらの酩酊トークショー、全国各地の地酒や関連書籍の販売など、盛りだくさんの内容。
「I LOVE SAKE 日本酒マニアック博 in 東京」は、 2017年 2月 10日 (金) – 3月 5日 (日)東京・池袋のパルコミュージアムで開催されます。イベントの詳細は公式サイトでご確認下さい。