優しい風合いが素敵!日本に古くから伝わる「裂き織」を使ったPanorecheのカメラストラップ

増田 吉孝

何気ない生活のなかに自然に溶け込む。そんな風合いのカメラストラップに出会いました。今回紹介するのはPanoreche(パノレーチェ)のステキなカメラストラップ。

Panorecheは 岩手県の幸呼来Japanが手がけるブランド。Panorecheはアパレルメーカーで使わなくなった生地(残反)に着目し、日本各地に古くから伝わる「裂き織」の技術を使用したプロダクトが特徴です。

このカメラストラップも裂き織によって織り込まれているんです。織り上がりのデザインから見直し、単純に古布をリユースするだけに止まらず、染色や配色などに手間を加えることで現代にマッチした表情豊かなデザインに生まれ変わっています。

裂き織は綿や絹など貴重だった繊維を繰り返し使うために始まった、古布を裂き緯糸としてふたたび織り直す技術。近年は製品を作る上でリユース、エコロジーを考えることは不可欠となっていますが、Panorecheが手がける製品はデザイン性を大切にすることで裂き織というリユースの技術が一つの表現方法に昇華しています。

織り上げた生地は堅牢度も強く、使い込むことえ味が出てくるそう。防滑性にも優れているのでカメラストラップにはぴったりですね。

モノクロのシックなカラーリングからポップでとてもカラフルなものまでバリエーション豊か。風合いがとても優しいので普段からカジュアルに使えます。デザイン性も高いから十分ファッションのポイントにもなっちゃう。

Panrecheではカメラストラップの他にも"裂き織"で織られたクッションカバーやテーブルウェアなど、様々なプロダクトを展開。現代のライフスタイルに自然に溶けこみます。"裂き織"という昔ながらの日本文化を用いて古布を現代に溶け込むプロダクトへ生き返らせるPanrecheの今後のプロダクトニも注目です。

Panoreche

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