あの血染の掛軸も!新資料や遺品から龍馬、そして幕末に迫る「坂本龍馬展」開催

増田 吉孝

幕末の志士の中でもとりわけ人気の高い人物といえば、坂本龍馬は外せない。

坂本龍馬が京都で暗殺されておよそ150年、龍馬を主人公に幕末を振り返る特別展「坂本龍馬展」が開催されますよ!!龍馬ファン歓喜!幕末ファン歓喜!日本史ファン歓喜!

本展では龍馬の直筆の手紙の他に、龍馬の遺品から襲撃を受けた京都・近江屋にあったあの血染めの掛け軸や坂本家の家紋いるの紋服や小栗流の剣術免状などを展示。龍馬の身近にあったいろいろな品を間近で鑑賞することができます。

展覧会では龍馬が生きた時代の出来事に合わせた時系列で資料が展示され、その時々の出来事も合わせて紹介されます。

構成は全七章からなり、一章では龍馬の少年期やペリー来航の時代を紹介。四章では龍馬暗殺の現場にあった掛け軸や紋服などの遺品が展示されます。

七章では幕末期に制作された絵画作品をはじめ、薩摩藩主であった島津斉彬所用と伝える甲冑、さらには龍馬に関わった人々が携えていた刀なども展示されます。日本刀ブームな近年、この章を期待する人もいるでしょう。

幕末の歴史に興味のある人にとっては外せない展覧会になりそうですね。「坂本龍馬展」は2016年10月15日(土)~11月27日(日)の期間、京都の京都国立博物館で開催されますが、この展覧会は嬉しいことに各地を巡回することが決定しています。

以下、各地の日程になりますので要チェック!

没後150年 坂本龍馬 | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了