誰もが知る江戸時代の人気浮世絵師・葛飾北斎の名を冠した美術館が新たにオープンしますよ!
2016年11月22日に東京都墨田区にオープンを予定しているのは「すみだ北斎美術館」。かの葛飾北斎にちなみ名付けられた美術館です。
すみだ北斎美術館の常設展示ではほくさいん生涯に沿って人物像や作品などを紹介。さらに北斎が国内外に与えた影響なども紹介されます。
すみだ北斎美術館が収蔵するコレクションは葛飾北斎の作品を主とした浮世絵が中心のようで、世界的な葛飾北斎のコレクターでもある故・ピーター・モース氏のコレクションや、浮世絵の研究者として知られる故・楢崎宗重氏のコレクションなどが収蔵されているとのこと。
葛飾北斎は墨田区生まれということ、さらには両国橋や三囲神社、牛嶋神社など、当時の「すみだ」の景色を描いたものが数多く存在していることが墨田区との繋がりで、「葛飾」という名前も、出生地である「すみだ」を含む地域が武蔵国葛飾郡であったことから名乗ったという説があります。
東京では浮世絵専門の太田記念美術館や日本画専門美術館の山種美術館が有名ですが、すみだ北斎美術館という新しい美術館がオープンするというのは浮世絵ファン、日本画ファンにとっては嬉しいばかり。
まだ特別展などの情報は公開されていませんが、11月22日のオープンを楽しみにしたいですね。
以下の映像はすみだ北斎美術館の紹介VTRになります。(映像内では2015年開館と案内されていますが、正式には2016年11月22日開館)