先日Eテレで放送された日曜美術館の歌川国芳特集「熱烈!傑作ダンギ 国芳」は見ましたか?9月25日(日)に再放送されますので見逃した方は要チェックです。
武者絵を得意としていた江戸時代の人気浮世絵師・歌川国芳。近年では国芳の作品を紹介する展覧会がひっきりなしに開催されている感があり平成の世になってもその人気は衰えを知りません。
浮世絵専門・太田記念美術館では現在「国芳ヒーローズ~水滸伝豪傑勢揃」という国芳展が開催中。国芳の代表的な「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(つうぞくすいこでんごうけつひゃくはちにんのひとり)」がほぼ全点展示されています。
武者絵ここに極まれり!血湧き肉躍る、歌川国芳の原点・武者絵の特別展「国芳ヒーローズ」開催
浮世絵師といえば葛飾北斎や歌川広重の名がまず浮かぶ…という人が多いかと思いますが、近年の日本画人気も相まって、一般的にも名が知られてくるようになった感のある江戸時代の大人気浮世絵師・歌川国芳(うたがわ…
そして今回紹介するのは、2016年10月8日(土)〜10月23日(日)の期間、埼玉県狭山市の狭山市立博物館で開催予定の「歌川国芳展」です。
本展では浮世絵のコレクターである悳俊彦氏のコレクションから国芳作品をピックアップして紹介されます。また、国芳の世界を映像で表現した「国芳シアター」なるものも登場。国芳作品以外では、同館の収蔵品である河鍋暁斎の「ねずみの図」も展示されます。河鍋暁斎は歌川国芳の門人でした。
なんといってもこの展示会の嬉しいところは入場料が安い!ということ。一般:150円、高・大学生:100円、中学生以下は無料で観覧できちゃうんです。浮世絵、国芳作品を一度は間近で見てみたい…。そんな方にとってはとても敷居が低く気軽に楽しめる展覧会なのではないでしょうか。
この機会にぜひ国芳世界を味わってみてはいかがでしょう。