江戸時代の庶民の娯楽であった浮世絵。人気の役者や美人が描かれ、ブロマイドやファッション誌としての役割も持っていました。江戸の人々は、浮世絵から流行を感じたり、お洒落の参考にしていたのかもしれません。
兵庫県神戸市の神戸ファッション美術館で開催される「写楽と豊国 ―江戸の美と装い」展では、人気絵師の東洲斎写楽と、そのライバルである歌川豊国を軸にした、浮世絵を中心に140点を展示します。
江戸時代の人々を夢中にさせた浮世絵を、ファッションの側面からフォーカスした展覧会。浮世絵に描かれた美人のまとった着物の柄や、ヘアアクセ、着こなし、コーデは、今でも新鮮な美しさ。当時の人々が賑やかに眺めていた様子に想いを馳せつつ、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
和服でご来館の方は、なんと入館無料ですよ。
写楽と豊国 ―江戸の美と装い
会期:2016年6月18日(土)〜8月14日(日)
会場:神戸ファッション美術館
開館時間:10:00 〜 18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日、6月7日(火)~17日(金)、7月19日(火) ※7月18日(月・祝)は開館
入館料:一般 ¥500 小中高65歳以上 ¥250
※和装でご来館の方は入館無料(特典付 キモノでおでかけMAP)