素朴で泣けてくる〜!役所広司さん監督・主演の長崎バスの限定CM動画「名もなき一日を走る」がステキ

Japaaan編集部

長崎自動車が運営する「長崎バス」。80周年記念CMが、長崎県限定で2016年1月1日から民放テレビ局でオンエアされています。

運転手の「発車します」という言葉で始まる本CMでは、長崎バスが走る路線の街並み、海、教会など、田舎の何気ない日常が映しだされます。キャッチフレーズは「名もなき一日を走る。」長崎バス。60秒のWebムービー3本、30秒のテレビCM4本のシリーズCMです。

主演・監督を務めたのは、長崎県出身の俳優、役所広司さん。地元に貢献したいという思いから出演につながり、CMで初の監督を務めることとなりました。

ロケーション、エピソード、セリフのひとつひとつは、スタッフによる綿密なロケハンと、数十人に渡る運転手やOB、長崎の人々からの取材によって構成され、脚本が執筆されました。丁寧な取材は数カ月にも及んだそうです。

切り取られた普通の毎日のワンシーンは、特別じゃないのになんだかとても情緒あふれていて、朴訥な地元愛が端々に感じられます。業務開始前にバスの手入れをする運転手、夜明け前の温度が上がっていない長崎の街を走るバス、海辺の寂れたバス停の姉妹、西洋と土地の神様がいっしょにいる神ノ島の人々。いい感じの田舎感に和みます。

「オープニング」篇「南越のふたり」篇「神ノ島の人々」篇からなる、シリーズCMはすべて長崎バスの80周年CMスペシャルサイトで公開中。「南越のふたり」篇のおかっぱ少女のセリフが超絶かわいいので、ぜひ動画でごらんください。

長崎バス|80周年CMスペシャルサイト

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