型破りな絵師 歌川国芳!クールで愉快な国芳ワールド炸裂「浮世絵師 歌川国芳展」開催

Japaaan編集部

幕末に活躍した浮世絵師、歌川国芳の展覧会が横浜のそごう美術館で開催されます。歌川国芳といえば、卓越したデッサン力に加え、着想の独創性、斬新な構図が魅力。作品は破天荒といってもいいほど。「奇想の絵師」として伊藤若冲、長沢芦雪らとともに注目を集めています。

江戸日本橋の染物屋に生まれた国芳は、15歳の頃に初代歌川豊国の弟子となりました。長い下積み生活の末に、30歳過ぎで「水滸伝」を題材にしたシリーズが大ヒット。遅咲きのブレイクの後は、武者絵にとどまらず、役者絵や美人画、西洋画法をいち早く取り入れた風景画、戯画など多様なジャンルを手がけています。

本展では、貴重な肉筆画や開口直後の横浜を描いた『横浜本町之図』を含む、幅広いジャンルの浮世絵を約200点が展示されます。時の幕府を風刺したり、江戸の人々のヒーローだった国芳。現代の私たちも圧倒する国芳のパワーを実感し、堪能してみてはいかがでしょうか。

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浮世絵師 歌川国芳展

会場:そごう美術館
会期:2015年2015年8月1日(土)〜8月30日(日)
開館時間:午前10時~午後8時 ※入館は閉館の30分前まで
入館料:大人1,000円(800円)、大学・高校生800円(600円)、中学生以下無料※税込。
リピーター割引:2回目以降の来館で「歌川国芳展」の観覧済みチケット提示で当日料金から200円引き。

浮世絵師 歌川国芳展

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