限定数が毎回数日で完売するなど、国内外のアートファンやドラえもんファンから高い支持を得ている「ドラえもん浮世絵シリーズ」から、新作となる「ドラえもん浮世絵木版画 『富嶽三十六景 東海道吉田』」が発表されました。
今回ドラえもん達が登場するのは、江戸時代の浮世絵・葛飾北斎が手がけた名作版画集『富嶽三十六景』の一つ「東海道吉田」です。
「東海道吉田」は、現在の愛知県豊橋市にあった吉田宿の茶屋を舞台に、旅人たちの休憩風景を描いた一図です。茶屋の座敷越しに遠くの富士を望むというユニークな「額縁」構図が特徴。室内の限られた空間を通して、富士山の存在感と旅の風情を見事に際立たせています。
ドラえもん浮世絵木版画 『富嶽三十六景 東海道吉田』では、軒下の看板や道具類など、北斎が細部にまでこだわった観察眼とユーモアはそのままに、旅の途中でくつろぐドラえもん、のび太、しずかちゃんたちの愛らしい姿を繊細に描写しています。
ゆったりとした東海道の空気感と、茶屋で一息つくドラえもんたちのほっこりとした様子が調和した、シリーズの中でも珍しい構図の一枚に仕上げられています。
ドラえもん浮世絵木版画 『富嶽三十六景 東海道吉田』は、12月26日(金)よりオンラインで予約を開始。価格は50,000円 (税別・送料別)。300部限定生産となります。
