【入館無料】大正〜昭和の華やかでモダンな”銘仙着物”の企画展「和モダン-銘仙着物の華やぎ-」が開催

Japaaan編集部

大正時代から昭和時代にかけて盛んに生産された華やかでモダンなデザインの”銘仙着物”の企画展「和モダン-銘仙着物の華やぎ-」が開催されます。

共立女子大学博物館で開催される本展は、華やかでモダンなデザインの銘仙着物の世界を楽しむ企画展。

銘仙とは、玉糸やくず糸で平織に織った絹織物で、江戸時代には紬などとともに「太織」とも呼ばれ、江戸時代以来、日常的な衣服として用いられました。

銘仙の絣模様も初期においては単色が主流でしたが、明治時代の後半から化学染料が広く普及し、さらに大正時代には自由に色が染められるようになりました。

出品作品③「染分地薔薇模様銘仙着物 昭和時代・20世紀」

このように、時代が下るにつれて技法も多様化したことで、銘仙の模様表現や色彩は華やかなものになりました。ほかの絹製の着物とは趣の異なる銘仙着物は、現代でもアンティーク着物として人気を博しています。

出品作品④「紺地薔薇模様銘仙羽織 昭和時代・20世紀」

入館料は無料となっていますので、華やかでモダンな銘仙着物の魅力をぜひ堪能してみてはいかがでしょう。

また、会期中には本学教員による講演会や、当館学芸員が作品の解説を行うギャラリートークも開催されるので、気になった方は公式ホームページで詳細をご確認ください。

企画展「和モダン-銘仙着物の華やぎ-」 は、2025年9月29日(月)~11月30日(日)の期間、共立女子大学博物館で開催されます。

 
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