中川政七商店が志村ふくみ源流「アトリエシムラ」と初コラボした草木染めの雛飾りを発表

Japaaan編集部

中川政七商店から、人間国宝の染織家・志村ふくみ氏の芸術精神を継承した染織ブランド「アトリエシムラ(atelier shimura)」と初コラボレーションした「草木染めの衣裳着雛飾り」が発表されました。

染織家・志村ふくみの孫である志村昌司を中心とした次世代の作り手たちによる染織ブランド「アトリエシムラ(atelier shimura)」との協働により、草木染めの衣裳をまとった特別な雛飾りが誕生。

コンセプトは「親から子へ、想いをつなぐ衣裳着雛」。植物の生命力を映し出す草木染めの美しさと、志村ふくみ氏から子へ、そして孫へと受け継がれる想いを重ね、初節句のお祝い飾りに込めています。

中川政七商店の雛飾りは、マンションや和室がない家庭にも飾れるコンパクトなサイズ感と、和洋問わず現代のインテリアに馴染む色合いで、時代を問わず長く愛着がもてるデザインが特徴です。

「草木染めの衣裳着雛飾り」の商品サイズは、【女雛】横16×奥行15×高さ11cm、【男雛】横15×奥行11×高さ11cm、【玉台】横18×奥行13×高さ2cm。

アトリエシムラによる草木染めの工程では、茜や桜、紫根、烏野豌豆、紅花など15種類の植物の根や枝、葉を採取し、手作業で糸を染め、すべて手織りによって作られています。

その生地を用いて衣裳着雛に仕上げたのは、埼玉県川越で三代にわたって雛人形を作る「蓬生 津田人形」。人形サイズの着物に仕立て、丁寧に着せつけて仕上げています。また人形の頭(かしら)を作る「大生人形」では、一般的なガラス製の目ではなく筆で表情を描くことで、草木染めに合う優しい表情に仕上げています。

「草木染めの衣裳着雛飾り」は現在、中川政七商店直営店6店舗にて展示予約、またオンラインショップで先行予約を開始しており、2025年1月8日(水)より発売されます。価格は495,000円(税込) 。

 
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