葛飾北斎が描いた100種超の植物の絵が展示室を埋め尽くす!展覧会「北斎の植物図鑑」が開催

Japaaan編集部

長野県・信州小布施にある「北斎館」にて、江戸時代の絵師・葛飾北斎が描いた植物の世界を楽し企画展「北斎の植物図鑑」が開催されます。

北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたシンプルなものから、線や色を重ねて細密に仕上げたものまで作品によって様々な表情を見せてくれます。

北斎が描いた植物の数は大変多く、その数はなんと100種類以上にものぼります。植物といっても千差万別で、草木や花はもちろん、大根や芋、梅にりんごなど野菜や果物も含みます。カエデやイチョウ、バラン、松の葉などあらゆる形の葉っぱもまとめられており、いかに北斎が様々な形の葉に興味を抱いていたかも伺えます。

「菊」双幅
冨嶽三十六景「品川御殿山花見」

企画展「北斎の植物図鑑」では、北斎が描いた植物の絵で展示室を埋め尽くし、草木、花の世界を楽しむことができます。北斎館が所蔵する作品の中から植物が描かれたものを選び、種類や特徴を「図鑑」のようにまとめ、その中で北斎が得意とした筆づかいや様々な描法、独特な表現も紹介。

当時江戸の人々に好まれた植物や、現代の私たちにも親しみのあるおなじみの植物は、北斎の目にどのように写り、どのように描かれたのでしょうか?本展でぜひ確認してみてください!

企画展「北斎の植物図鑑」は、2024年9月4日(水)〜11月10日(日)の期間、北斎館(長野県上高井郡小布施町大字小布施485)で開催されます。

 
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