日本が誇る文豪 川端康成。伊豆の踊子を始めとする数々の名作を生み出した川端康成の生前のカラーフィルム映像が発見されたとのニュースが舞い込んできました。
川端康成の新発見といえば川端康成が書いたラブレターが数十年も発見されたニュースが記憶に新しいですが、今回は本人のカラー映像!
カラー映像には川端康成の自宅の庭で、着物姿でパイプをくわえながら盆栽を眺めているシーンや、砂浜で海を眺めるシーンなど、川端康成の日常を撮影したシーンがたくさん。
カラーフィルム映像は映像制作会社の倉庫内で発見され、映像の長さは5分ほどだそうです。映像には詩人・作家として活躍したサトウハチローの声が収録されており、この映像は川端康成が唯一出演した電機メーカーのCMで未使用の部分だったのではないかと考えられています。
川端康成のカラー映像は非常に珍しいそうで、映像が制作された時期は昭和46年くらい。今回発見された映像は島根県立美術館で開催される「巨匠の眼川端康成と東山魁夷」での上映が決定しました。