大正〜昭和の東京。第二次大戦前後、激動の日本の姿を貴重写真で振り返る

Japaaan編集部

AP通信の画像ライブラリには1000万を超える画像がストックされているんですって。

世界的な通信網を持つAP通信が1917年から1950年の間に撮影した日本の姿がFlashbakで公開されています。大正時代から第二次大戦後の激動の時代を切り取った貴重な写真が82枚!いくつかピックアップしてご紹介します。

1946年10月8日
祭壇の前でシスターとしての誓いをたてる少女たち。着物にヴェールで洗礼を受けています。

1933年1月28日
侍の鎧兜を身につけた100人超の仏教徒たち。仏像を運ぶために東京を通行中のところだそうです。まるで戦国時代に撮影されたみたいですが、甲冑のサムライたちの後ろにはソフト帽の紳士たちもずらり。

1948年9月2日
「お父さん、どうしてカラダにお絵かきしているの?」鬼におかめ、ひょっとこ、すねにはカニ!なんだか子どもの好きそうなモチーフがいっぱい。

1948年9月2日
彫師、鈴木銀次郎(二代目彫宇之)の作品がずらり。1948年に東京で開催された江戸彫勇会の刺青競艶会での1枚です。

1947年12月21日
銀座を走るおもちゃみたいな自動車は、バッテリー駆動で時速約60km程度のスピードで6時間の走行可能。元カミカゼパイロットの発案から生まれた電動カーだそうです。

1946年5月29日
帝国劇場の踊り子さん3人のセクシーな水着姿。へそを出さないのはテイラー・スウィフトといっしょですね。

1950年6月5日
こちらは東京のデパートで新作水着をお披露目する、生きてるマネキンさんたち。


プレハブじゃなくって本格建築を超高速で!どんなんできあがるんでしょうか。社名の上ではマッカーサー元帥の大統領選を応援しています。

1947年12月18日
これ、インフレ真っ最中の日銀の金庫の内部。箱のなかにはお札がつまっているんですって。

1950年4月19日
東京駅での「つばめ」号。ジブリの映画に出てきそうな列車です。

1949年3月25日
野球シーズンの開幕での一コマ。着ぐるみって昔から人気だったんですね。

まさに動乱の時代。教科書には載っていない、当時のリアルな風景が映し出されています。終戦後は人々の表情も和らいでいるように見えます。サイトには史料としても興味深い写真が多数掲載されています。

Tokyo, Japan 1917-1950: Rare Images Of Love, Loathing And Life | Flashbak

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