着物の着方にも注目!明治初期の着物女性たちの古写真を一挙紹介します【国際女性デー】

Japaaan編集部

※本日3月8日は国際女性デー。1904年3月8日にアメリカの女性労働者が婦人参政権要求のデモを起こし、これをきっかけに、3月8日を女性の政治的自由と平等のための記念日としたのが始まりです。

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本記事では国際女性デーを記念して、Japaaanらしく女性に関連した古写真を紹介します。紹介するのは幕末〜明治期に活躍した写真家・鈴木真一の作品。

鈴木真一は明治時代に横浜に写真館をかまえていた写真家で、横浜といえば、当時の外国人観光客を中心に人気が高かったのが着色写真。着色写真とはモノクロ写真にカラー着色をしてよりリアルに楽しめるようにした手法のことで、「横浜写真」とも呼ばれていました。

鈴木真一は明治時代に「女子写真伝習所」という女性に写真技術を教える学校も設立した人物で、この学校は当時、女性が写真技術を学ぶ唯一の教育機関でした。

今回はそんな鈴木真一の作品の中から、1870年代(明治初期)に女性の姿を撮影した作品たちを紹介します。

芸妓さんなどの写真もありますが、帯の位置は低く、衿元を広く開き半衿も大きく見せています。とってもゆったり羽織っていて自然な感じ。別に着崩しているわけではなく、こういった着方が一般的でした。これらの作品もカラー写真ではなく後で色を付けた着色写真です。

それではどうぞ。

Japaaanはこのほかにも様々な古写真を紹介していますので合わせてどうぞ!

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