約300点もの江戸〜明治期の”おもちゃ絵”に出会える展覧会『見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2』開催

Japaaan編集部

2020年度に東京の「たばこと塩の博物館」で開催された展覧会「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part1」の第二弾となる『見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2』が開催されます。

江戸から明治にかけて、おもちゃ絵と呼ばれる主に子ども向けの浮世絵が作られていました。

おもちゃ絵には、“虫尽くし”や“道具尽くし”といった同じカテゴリーのものを一枚に集めて描いた「物尽くし」、昔話など話の起承転結を一枚の絵にまとめた「物語」、切り抜いたり組み立てたりする現在のペーパークラフトのような「細工物」、絵双六や十六むさしといった「ゲーム」と、大きく4つのジャンルがあります。

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日本人は昔から擬人化好き♡猫を擬人化させたキュートな浮世絵「おもちゃ絵」を一挙紹介!

『見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2』では、会期を二部に分け、合わせて約300点のおもちゃ絵を展示し、その魅力的な世界を紹介。

第一部〔12月2日(土)~12月27日(水)〕

第一部では、天神様、祭礼、相撲、役者、忠臣蔵などをテーマにしたものや、おもちゃ絵を多数出版した版元にスポットを当て、物尽くしや細工物、物語、ゲームなど、さまざまなジャンルのおもちゃ絵約170点が紹介されます。

第二部〔1月4日(木)~1月28日(日)〕

第二部でご紹介する作品は、全て、長年おもちゃ絵を収集されてきたアン・ヘリング氏(法政大学名誉教授/1938-2021)のコレクションから選出。へリング氏が特に大切にしていた桃太郎に関係する作品をはじめ、猫の絵、組上げ灯籠、双六といったおもちゃ絵約110点を取り上げます。作品と合わせて、早くからおもちゃ絵に着目し、収集してきたヘリング氏についても紹介します。

「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2 」は、2023年12月2日(土)~2024年1月28日(日)の期間、二部に分け、東京・たばこと塩の博物館で開催されます。

 
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