2023年に熟成50年を迎えた日本酒『八継 刻50純米』と『八継 刻50本醸造』が発売

Japaaan編集部

日本酒の長期熟成に取り組むブランド『八継(はっけい)』から、50年熟成の日本酒『八継 刻50純米』と『八継 刻50本醸造』が発売。

『八継』は、時間を旅するというコンセプトを掲げ、2023年で満50年を迎えた稀少な熟成酒です。本商品は3月のリリースが好評で、今回が第2期販売となります。製造元は、酒処の灘で300年以上にわたり伝統的な酒造りを行う沢の鶴。

『八継』の仕込みが行われたのは、ちょうどその最盛期の年にあたる1973年。日本酒が最も多くの人々に飲まれ、全国的につくればつくるほどお酒が売れていた時代。熟成酒の価値を見出し、あえて日本酒を寝かせることを選択した造り手がいました。

低温管理された貯蔵庫のなかで静かに熟成は進み、定期的に味わいと状態を確かめ、時間をかけて変化を見守っていく。通常、3年以上で古酒といわれる日本酒の業界において、この貯蔵庫に眠る日本酒は1995年の阪神淡路大震災も乗り越え、次の代の造り手へ、また次の代へと、受け継がれていきました。

そして今、『八継』は美しく澄みわたり、味わいもこの数年のうちにさらに磨かれ、日本酒本来の味を超越した状態になっています。

貯蔵庫のなかで眠りつづける限り、熟成はさらに進むため、50年熟成の味は、2023年の今しか感じることのできない味です。

『八継 刻50 純米』

『八継 刻50 本醸造』

八継 公式サイト

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