文豪5人の名作をクリームソーダで表現した「文豪クリームソーダ」フェア開催

Japaaan編集部

丸善ジュンク堂書店が何やらステキなコラボを始めるようです。

日本各地の旅先で出会った食材を使ってクリームソーダを創作する「旅する喫茶」のtsunekawa氏とのコラボ「文豪クリームソーダ」フェアが開催されます。

丸善 丸の内本店(東京)、丸善 ラゾーナ川崎店(神奈川)、丸善 京都本店(京都)の3店舗で開催される本コラボでは、丸善ジュンク堂書店の書店員が選んだ文豪5人の名作、梶井基次郎の『檸檬』、室生犀星の『蜜のあわれ』、太宰治の『女生徒』、坂口安吾の『桜の森の満開の下』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をテーマに、「旅する喫茶」の代表tsunekawa氏が、各作品から得たインスピレーションを元にしたオリジナルクリームソーダでその世界観を色と味で表現します。

『檸檬』梶井基次郎

びいどろ味をイメージしたゼリーポンチ。実際にびいどろの味を表現するのではなく、あくまでおはじき、ガラスのような透明感や色彩がモチーフ。バタフライピーを使うことで、実際にお客様がレモン果汁を飲み物にかけ、色が変わるような仕掛けに

『蜜のあわれ』室生犀星

金魚の色彩を表現したクリームソーダ。1色で表現するのではなく、赤からオレンジによるグラデーションで表現。味は甘くも上品さを持つ、柑橘系から柘榴の味わい。トッピングのフレッシュなオレンジは尾ひれを表現しています。

『女生徒』太宰治

「夕日の光が靄の中に溶けて、にじんで、そのために靄がこんなに、やわらかいピンク色になったのでしょう」夕陽に染まる淡い空をモチーフに、ピンクと青の色合いで表現したクリームソーダ。グラデーションの効いたソーダに、雲をイメージしたマシュマロを用いて淡い夕空を表現しています。

『桜の森の満開の下』坂口安吾

桜の花が舞う情景をイメージしたクリームソーダ。桜の塩漬けを使って本当にグラスの中で桜が舞っているような状態を再現。塩バニラ風の岩塩が味のコントラストにもなっています。

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治

夜空をイメージしたクリームソーダ。バニラアイス+さくらんぼの王道的な組み合わせは崩さずに夜空のような深い青色のソーダや、レモン、アイスの上にふりかけたアラザンなどで夜空を表現しています。

「文豪クリームソーダ」コラボカフェでは、これらのクリームソーダを実際に味わうことができます。来店した方には持ち帰り可能な特典(「ブックカバーになる敷紙」と「栞になるパフェスプーン入れ」)も用意しているとのこと。

「文豪クリームソーダ」フェアは2023年8月3日(木) ~ 9月24日(日)の期間、丸善 丸の内本店、丸善 ラゾーナ川崎店、丸善 京都本店で開催されます。前半と後半で、それぞれ提供されるクリームソーダが異なります。

 


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