2023年のNHK大河ドラマは、俳優の松本潤さんが主役を務める「どうする家康!」が決定していますが、本日、第4弾となる出演者発表がありました。
家康が生きた戦国時代の三英傑といえば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ですが、この3人をつなぐ女性「お市」を演じるのは、俳優の北川景子さん。
お市は信長の妹で、織田と徳川が盟約を結ぶのをきっかけに、家康と数奇な運命を共にすることになります。近江・浅井家に嫁ぐものの、兄・信長のせいで乱世の渦に巻き込まれ、そして彼女が生んだ三人娘もまた、家康の生涯に大きくかかわることに。
そして、織田の礎を築いた信長の父「織田信秀(おだのぶひで)」を演じるのは、俳優の藤岡 弘、さん。荒武者「柴田勝家(しばたかついえ)」は、俳優の吉原光夫さんが演じます。
このほか、山県(飯富)昌景役には橋本さとしさん、水野信元役には寺島進さん、久松長家役にはリリー・フランキーさん、松平昌久役には角田晃広(東京03)さんなど、個性派な出演陣も続々と発表されています。
「どうする家康!」ストーリー
貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。
ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。
1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる! しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長! 幼いころ、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。
2023年NHK大河ドラマ「どうする家康!」放送は2023年の1月からの予定です。
写真: NHKオンラインより