岩手県が人気急上昇スマホアプリ「Ingress」を使い観光振興をスタート

増田 吉孝

Googleが提供する位置情報をキーにした多人数参加型オンラインゲーム「Ingress」。今年夏にIngressのiOS版がリリースされるとともに日本でもブロガーを中心に人気急上昇中です。

そして岩手県がそのIngressを観光振興に活用していくという発表を2014年9月24日に行いました。まだどのIngressをどのように活用するのかといのは明らかになっておらず、「岩手県庁Ingress活用研究会」という研究会を発足した段階ではありますが、Ingressを自治体が活用していくと発表したのはこれが初めてということで注目されています。

Ingressを簡単に説明するといわゆる陣取りゲームで、リアル世界の様々な場所にポータルという地点が登録されており、そのポータルにプレイヤーが実際に訪れてポータルを繋いでいくことで陣地を広げていくというもの。

ポータルには神社仏閣や各地の観光名所も登録されているため、たしかに地方の観光プロモーションにはうってつけのアプリであるわけです。Ingressのプレイヤーの中にはIngressのポータルに訪れたいが為に外出する機会が増えたという人もいるほど。

観光振興ということであればやはり県外からの旅行者をメインターゲットにするわけですから、Ingressを使って岩手に出向いてもらう為に魅力的なイベントを打つ必要がありますね。

Ingressはまだまだこれからユーザ数を伸ばす可能性を秘めていますから、今後岩手県が打ち出す施策に期待が高まります。

岩手県公式ホームページ

via: 岩手県がスマホゲーム「Ingress」を観光振興などに活用:ITpro

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