熊手、宇宙へ。破格の2,021万円!超小型衛星に搭載して宇宙を翔ける熊手が販売へ

Japaaan編集部

三井物産エアロスペースが、宇宙を舞台にした新たなプロジェクトをスタート。それが、「宇宙を翔ける熊手プロジェクト」です。

本プロジェクトは、創業明治三年、熊手の生産量全国トップシェアを誇る老舗メーカー株式会社面亀の協力のもと、新型コロナウイルスの早期収束と、コロナ禍のあおりを受けた商売の復活を願い、宇宙にひとつしかないオリジナルの熊手を超小型衛星に搭載し宇宙へ放出するというもの。

宇宙へ放出する熊手は一般販売される予定で、熊手は一旦購入者に引渡ししたあと引取り。独自に開発、製造する10cm立方の超小型衛星に搭載されます。

オリジナル熊手を搭載した超小型衛星は購入者立ち合いのもとJAXAへ引渡されたのち、ロケットによる打上げを経てきぼうモジュールに運ばれ、そこから宇宙に放出されます。

宇宙に放出される熊手には、商売繁盛祈願はもちろん、コロナの収束や、人類や地球の幸福など、様々な願いを詰め込んでおり、ヘルメットをかぶったおかめや宇宙船に乗った七福神、熊手の上部には惑星を配置するなど、実にスペーシーな仕様になっています。

サイズ:縦100mm 横80mm 厚み45mm

購入者には宇宙へ送るオリジナル熊手の他に、地上でまつることの出来る同じ仕様の熊手が提供されます。

気になるのは放出された超小型衛星の行方ですが、半年〜1年程度宇宙の福をかき集めながら高度約400kmで地球をぐるぐると翔けめぐり続け、徐々に高度を下げて大気圏で燃え尽きます。ですので宇宙ゴミになることはありません。

宇宙へ放出する熊手は11月9日(火)に浅草酉の市(鷲在山 長國寺側)面亀ブースで販売予定。購入希望者は11月5日(金)17:00までにホームページからエントリーが必要とのこと。限定1個で価格は2,021万円(税込)。

 
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