令和4年(2022年)に放映が予定されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。脚本が三谷幸喜氏とあって、今から視聴者の期待も高まっているようです。
さて、平安末期から鎌倉時代にかけて活躍したいわゆる鎌倉武士を知る上で欠かせない史料が『吾妻鏡(あづまかがみ)』。
頼朝公の挙兵前夜から鎌倉幕府の第6代将軍・宗尊(むねたか)親王の時代にかけて80数年(治承4・1180年~文永3・1266年)の歴史が綴られており、まさに「鎌倉殿の13人」を予習するのに好適なテキストと言えるでしょう。
そんな『吾妻鏡』のタイトルについて、吾妻は東≒東国武士(坂東武者)たちを指しているのは判るものの、鏡って何なのでしょうか。
今回は『吾妻鏡』の鏡について調べたので、紹介したいと思います。