墓石に近づくと家名を自動切替、Bluetooth対応お墓「お守り de お墓参り」発表。共同墓に活用

Japaaan編集部

墓石もBluetooth対応の時代。

仏事関連総合サービスのニチリョクが、Bluetooth対応の墓石「お守り de お墓参り」を発表しました。

「お守り de お墓参り」は、日本初のBluetooth Low Energy(BLE)を活用した電子銘板システムで、参拝者に合わせて銘板の表示を変更できるんです。共同墓でも一般墓と同じ様に、自分のお墓のような感覚でお参りができるわけですね。

BLEは、スマートフォンの通信にも利用されている近距離無線規格「Bluetooth」の仕様の一種で、本システムではビーコンデバイスに利用されています。

参拝イメージは、まず、参拝者は識別するお守り(BLEビーコンデバイス)を持参し、お墓の前に立ちます。すると、墓石の銘板部分に設置された電子ペーパーに、あらかじめ登録した銘板データが自動的に表示。

参拝を終え参拝者が墓前を離れ、お守り(BLEビーコンデバイス)が認識範囲外になり一定時間経過すると、自動で墓石が初期設定画面に切り替わります。

家名や戒名等を直接墓石に彫刻するわけではないので、電子ペーパー部分に表示する銘板データは自由にデザインが可能なのもポイントですね。

12月10日(木)から千葉県の「八千代悠久の郷霊園」では、「お守り de お墓参り」を内蔵した永代供養付墓所「電子銘板墓所―光―」を設置。現在販売中とのこと。

少子高齢化や単身者の増加などの影響で、共同墓でありながら従来の一般墓のように、自分の墓石感覚で参拝できるスタイルは、今後需要が高まっていきそうです。

プレスリリース

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