JAXAが制定している宇宙日本食認証基準と照らし合わせ、宇宙食としての基準を満たしている場合に認証される「宇宙日本食」。これまでに「ホテイやきとり」や「キッコーマン醤油」など、さまざまな食品が認定されてきましたが、このほど、日清の人気カップ焼そば「日清焼そばU.F.O.」が、宇宙日本食として認証されました。
今回、宇宙日本食として新たに認証されたのは、「日清スペースチキンラーメン」「スペース日清焼そばU.F.O.」「日清スペースキーマカレーメシ」「日清スペースハヤシメシ」の4品。
日清ではすでに「日清スペースカップヌードル」「日清スペースシーフードヌードル」「日清スペースカップヌードルカレー」が宇宙日本食となっており、全7品が、ISSに滞在する野口宇宙飛行士の携行品として提供されることも決定。
「日清スペースチキンラーメン」「スペース日清焼そばU.F.O.」では、麺は、小麦粉やでんぷんの配合を工夫することで、ISS内で給湯可能な70℃程度のお湯でも湯戻しすることができます。また、一本一本の麺が飛び散らないように、湯戻し後も形状を保持する一口大の塊状麺を採用。また、スープやソースは、微小重力 (無重力) 空間でも飛び散らないよう粘度を高めているとのこと。
「日清スペースキーマカレーメシ」「日清スペースハヤシメシ」は、即席米飯加工技術を応用し、ISS内で給湯可能な70℃程度のお湯を注いで混ぜるだけで、ふっくら食感のごはんが出来上がるそうです。
一般販売される予定はありませんが、宇宙旅行の際にはぜひとも携行しておきたいグルメですね。