地方によって呼び名は違いますが、小正月のこの時期「どんど焼き」が行われます。
正月のお飾りなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やします。最後にその火で餅や団子を焼いて食べ、一年間の無病息災を願う伝承行事です。
竹や松を山から切り出して、組み上げるのですが高さが約5メートル程になりますので、作るのも半日がかりです。
号令とともに、子供達が火を付けると・・・・・結構、豪快に燃えます。
竹がパンパン弾けますし、中にはバクチクも入っていますので賑やかに燃え上がります。キレイに燃え尽きらせるのも、男衆の腕の見せ所でもあります。
半日がかりで作ったものが、10分ほどで崩れ落ちます。
キレイに崩れた後、最後は、その残り火で、お餅を焼きます。基本は竹の先を切って、お餅を挟んで焼くのですが、最近は焼き方も合理的になってきて網を使う人もいます(笑)
一部地域だはなく、日本全国で見られる行事ですので、古来からの風習が全国により深く根づいている行事だという事がわかりますね。