みなさん、「レゲエパンチ」が仙台発祥ということはご存知でしょうか?レゲエパンチは、1990年代に仙台のバーで生まれたご当地カクテルなんですよ!
「ピーチウーロン」のお酒として、地元・仙台や東北各地では“レゲパン”の愛称で親しまれています。
その発祥はといいますと、仙台・国分町のバーで、お酒の苦手な女性客のためにつくったカクテルが最初とされています。その女性客がレゲエミュージックのファンであったことから、「レゲエパンチ」と命名されたと言い伝えられています。
その作り方と特徴とは…?
氷を入れたタンブラーにピーチリキュール(クレーム・ド・ペシェなど)を入れ、適量の冷たい烏龍茶で割る。レモンスライスを添える例もしばしば見られる。
烏龍茶の苦味の部分がピーチリキュールによってほとんど相殺され、フレーバーティー(紅茶)のような味になり、ウーロンハイよりも飲み易い。
ウィキペディアWikipediaより
ピーチリキュールを烏龍茶で割ったカクテルなんですね。
このカクテルを、各地域では何と呼ぶのかという統計があります。
ピーチウーロンを東北人は「レゲエパンチ」と呼び、北海道では「クーニャン」という
「ピーチウーロン」派と「レゲエパンチ」派が勢力をほぼ二分していますね。やや「ピーチウーロン」が優勢のようです。
ピーチリキュールと烏龍茶なので、ピーチとウーロンを足して「ピーチウーロン」。そのまんまじゃないかい!と思いますが、単純明快な方が覚えやすくはあります。
また第3位の「クーニャン(中国語で「少女」の意味)」は主に北海道でそのように呼ぶらしいですね。
関西圏でよく使われるという「上海ピーチ」、「ペシェ・ウーロン」は鹿児島県で使用される例もあるようです。
オエノングループの合同酒精株式会社は2017年9月に、「レゲエパンチ」を缶入りのカクテルとして商品化し、東北地区限定で発売していました。
今回は、味もパッケージもリニューアルし、満を持しての全国デビューとなります。
「レゲエパンチ ピーチウーロン味」は、缶入り商品としては珍しく、無炭酸のお茶系カクテルでアルコール分も4%と低めになっています。「オンライン飲み会」「リモート飲み会」のお供に最適!
全国発売にともない、仙台のご当地カクテルであることを訴求するため、缶表面の商品名左上に「SENDAI SOUL COCKTAIL」と表記し、裏面には、レゲエパンチの発祥や味わいについても紹介されています。
日本全国の方々に、レゲエパンチを楽しんでいただきたいものですね。
【商品概要】
商品名 : 「レゲエパンチ ピーチウーロン味」
品目 : リキュール
アルコール分 : 4%
内容量・容器 : 350ml ・ 缶
荷姿 : 24本入りダンボール
参考小売価格 : 143円(税抜き)
発売日 : 2020年5月26日(火)
発売地域 : 全国