日本郵便が定期的に発行している特殊切手「天然記念物シリーズ」では、天然保護区域をテーマとし、そこに含まれる天然記念物をはじめとした自然を、切手デザインに採用しています。
この「天然記念物シリーズ」の第5集がこのほど発表されました。第5集では天然保護区域である「星立天然保護区域および仲間川天然保護区域」が題材となっています。シール式84円郵便切手シート(切手10枚)での販売。
「星立天然保護区域および仲間川天然保護区域」は沖縄県にある天然保護区域で、星立天然保護区域は、沖縄県八重山郡竹富町西表島星立集落周辺のマングローブ林とヤエヤマヤシの自生地です。1972(昭和 47)年 5 月 15 日に天然記念物に指定されました。
仲間川天然保護区域は、沖縄県八重山郡竹富町西表島の南東部に注ぐ仲間川河口域に広がるマングローブ林で、面積および構成種数とも日本で最大規模です。1975(昭和 50)年 3 月 18 日に天然記念物に指定されました。
切手デザインは、星立天然保護区域および仲間川天然保護区域に生息する動植物を、写実的なイラストで表現しています。
特殊切手「天然記念物シリーズ 第5集」は6月10日(水)から全国の郵便局やネットショップなどで販売予定です。