帆布の国内生産シェア70%を誇る産地・岡山県倉敷で帆布を織り続けている株式会社タケヤリが、帆布職人さんのためのワークシャツを発表しました。
タケヤリの帆布工場で働く職人さんたちは市販の作業着を着用していて、安価な作業着はポケットが破れたり、ダメージに弱かったり…。せっかく自社で丈夫な質の良い生地を織っているのだから、その生地で作ったものを着てもらいたい!という想いから作られたのが、今回紹介するクラフトマンワークシャツです。
発表されたワークシャツは、職人さんへ向けたユニホーム用にデザインした「ショート丈ワークシャツ」。そして、日常のファッションにも取り入れやすいデザインの「ベーシックワークシャツ」と「カバーオール」です。
ショート丈ワークシャツ
タケヤリの職人さんのユニフォームと同型です。高速で動く織機に引っ掛かることを避ける為、脇ポケットは付いていません。その代わりに胸ポケットが大きくなっています。
ベーシックワークシャツ
伝統的なワークシャツのイメージ。襟元のボタンのみベルナップ(大き目のスナップ)を使用し体温調整のための開け閉めを容易にしています。シャツとしては大き目の左右のポケットが特徴。
カバーオール
元々カバーオールは、仕事で服が傷まないように一番上に着てカバーする事を目的に作られました。その少し古い年代をイメージしてSLボタンを使用。胸ポケットは、ペン差しを作らないことで作業服感を無くしています。
カラーは一番帆布らしい色「生成」とタケヤリの特徴であるシャトル織機“ピカノール”のグリーンにネイビーを混ぜたオリジナル色「ピカノールネイビー」の2色から選べるとのこと。
帆布ならではの丈夫さと独特の質感にカジュアルなデザインを組み合わせた、タケヤリのクラフトマンワークシャツ。普段づかいの他にも仕事着としてガンガン活用してみたいですね。