国民的アニメとも言える「サザエさん」の作者である長谷川町子さんの生誕100年を記念して、「長谷川町子記念館」がオープンすることになりました。
「長谷川町子記念館」は、東京世田谷区の桜新町にある「長谷川町子美術館」の分館を利用してオープンする記念館。
1985年(昭和60年)に開館した長谷川町子美術館は長谷川町子さんが姉の毬子さんと蒐集した美術品を展示することを目的にオープンした美術館なのですが、長谷川町子の漫画資料が展示されていると思い来館する人が多く、館内に急遽「町子コーナー」を設けて、長谷川町子作品や資料を展示していたそうなんです。
今回の「長谷川町子記念館」の新設は、長谷川町子さんの作品や資料の展示を充実させる目的があります。
「長谷川町子記念館」では、町子さんの代表作である「サザエさん」、「エプロンおばさん」、「いじわるばあさん」の三大作品の世界観を感じられると同時に、長谷川町子さんが描いた様々な作品やその人となり、仕事の全貌が見れるような常設展示がおこなわれます。
長谷川町子記念館の1階にはショップやカフェも設置されるそうです。
また、企画展示室も用意され、4月14日(火)~6月28日(日)の期間では、代表作「サザエさん」を中心に漫画の創作過程を追いながら、作品に込められたこだわりとその心情、苦悩なども織り交ぜて、長谷川町子さんの漫画創作の秘密を紹介する企画展「長谷川町子の漫画創作秘話」が開催されることになっています。
「長谷川町子記念館」は4月14日(火)に東京都世田谷区桜新町にオープンします。